SaaSの月次レベニューレビュー

MRRの動き解約インパクト新規ヨミ採算確認まで

月初に「先月のMRRはなぜ増えた(減った)のか、今のペースで目標に届くのか」を数字で説明できる状態にする流れです。経営会議・投資家報告の前に毎月同じ順番で回すと、報告資料の数字が一本の線でつながります。

  1. MRRの動きを増額・減額・解約に分解する

    NRR計算ツール(売上維持率)期初MRRと増減からNRR・GRRを算出使う →

    このステップで手に入るもの:NRR・GRRの判定と期末MRR。先月の売上の増減が「新規以外のどこから来たか」(MRRブリッジ)が分解されます。

  2. 今の解約率が続いた場合の影響を金額にする

    解約率インパクト計算ツール解約率から平均継続月数とLTVの変化を試算使う →

    このステップで手に入るもの:現在の解約率でのLTVと改善時の差額。解約対策にいくら投資してよいかの根拠になります。

  3. 更新期の顧客の残存売上をヨミで予測する

    契約更新ヨミ表(Renewal・Expansion予測)顧客ごとの更新確度から既存売上とNRRを予測使う →

    このステップで手に入るもの:更新確度で加重した既存売上の見込みと予測GRR・NRR、守るべきリスク顧客のリスト。

  4. 新規パイプラインのヨミで来月以降を予測する

    ヨミ表・パイプライン予測ツール案件の金額×ヨミ区分で予測売上を算出使う →

    このステップで手に入るもの:確度加重した新規売上の予測。既存+更新+新規で全体の着地見通しが完成します。

  5. ユニットエコノミクスの健全性を確認する

    LTV・CAC計算ツールLTV/CAC比率で事業の健全性を判定使う →

    このステップで手に入るもの:LTV/CAC比率とCAC回収期間。成長投資を強めてよい状態かブレーキが要る状態かが判定できます。

  6. フロー完了

    ここまでの5ステップで一通り完了です。運用のポイントは下の「このフローを回すコツ」へ。

このフローを回すコツ

  • 順番が重要です。既存売上の維持(ステップ1〜2)を見ずに新規のヨミから入ると、「穴の空いたバケツに注ぐ」計画になります
  • ステップ1のNRR計算ツールには報告文の自動生成があります。月次報告の既存売上パートはそのまま貼れます
  • 解約率が目安を超えている月は、このフローの後に「解約率の改善(CSテコ入れ)」フローで打ち手まで落とし込んでください

🔒 各ツールの入力内容はブラウザ内だけで計算・保存され、サーバーには送信されません。入力値は各ツールで自動保存されるため、フローの途中で中断しても続きから再開できます。すべて無料・登録不要です。

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最終更新: ・ 作成:Digital Sales 編集部

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