アンケート集計ツール(単純集計・クロス集計・Excel出力)

アンケートをエクセルや Googleフォームの回答一覧から集計する無料ツール。貼るだけで設問ごとの単純集計と、年代や部署で比べるクロス集計が出ます。複数回答にも対応し、COUNTIFSの数式が入ったExcelと、1問1枚のPowerPointで持ち帰れます。

  • 登録・ログイン不要
  • 無料
  • 入力値をサーバーに送信しません

完成するもの・入力例・保存形式を見る →

アンケートの集計結果
近い記入例を選ぶか、自分の回答を貼る

記入例の回答はすべて架空です。自社の回答は「自分のデータで試す」から貼れます(保存も送信もしません)。

貼り付けた回答はこのブラウザの中だけで計算し、送信も保存もしません。

USE CASESこんな場面で使える

  • 顧客満足度調査利用期間ごとの満足度の違いを見て、CSAT・NPSの計算まで続ける
  • セミナー後のアンケート役職ごとの評価と、今後の検討状況を報告用の表にする
  • 社内アンケート部署や勤続年数ごとの回答を比べ、改善してほしいことの順位を出す

FORMULA計算式・仕組みと根拠

  • 割合(%) = その選択肢を選んだ人数 ÷ その設問に答えた人数 × 100(無回答は分母に入れず、人数を別に表示)
  • 複数回答の割合(%) = その選択肢を選んだ人数 ÷ その設問に答えた人数 × 100(1人が複数選ぶので合計は100%を超える)
  • クロス集計の割合(%) = 行の属性と列の答えの両方に当てはまる人数 ÷ その行の人数 × 100(どちらかが無回答の人は除く)
  • 誤差の目安 = 1.96 × √(0.25 ÷ 回答者数)(対象者から無作為に選び、割合が50%のとき最大。95%の確からしさ)
  • 根拠: 割合の母数は回答者ベース、誤差は標本調査で一般的な母比率の信頼区間の式です。30人未満の行を参考値とする扱いは実務上の目安で、統計の決まりではありません。

EXAMPLE入力例と結果の読み方

アンケートの回答を単純集計・クロス集計する

用意するもの
1人1行の回答一覧(Googleフォーム・Excel・CSV)
完成するもの
設問ごとの割合と棒グラフ、属性ごとに比べるクロス表を作ります。
持ち出し方
数式入りExcel・PowerPoint

差があると統計的に言えるかの検定はしません。回答は送信も保存もしません。

具体的な入力例と結果を読む

記入例「顧客満足度」は120人の架空の回答です。総合満足度(1〜5)は 1が1人・2が8人・3が22人・4が58人・5が31人で、平均は 470÷120=3.92、上位2段階(4・5)は 89÷120=74%です。クロス集計で利用期間と組み合わせると、3年以上の36人は「5」が20人で56%となり、全体の26%より30ポイント高い組み合わせとして示します。

作業台で自分の内容を入力する →

PITFALLSよくある間違い

  • 複数回答を延べの回答数で割る(合計は100%になりますが「何人に1人が選んだか」が読めなくなります。このツールは答えた人数で割ります)
  • クロス集計の少ない行で言い切る(5人中4人は80%ですが、1人違えば60%です。30人未満の行には「参考値」と付けています)
  • 無回答を分母に含める(答えなかった人が多い設問ほど、どの選択肢も低く見えます。分母はその設問に答えた人にして、無回答の人数は別に見ます)

NOTES境界条件・注意点

  • 貼り付けた回答はブラウザの中だけで計算し、サーバーへの送信・保存はしません。この端末にも残さないので、ページを閉じると消えます(覚えておくのは記入例の種類と表示の切替だけです)
  • 日時・メールアドレス・氏名の列は自動で集計から外し、Excelにも入れません。必要なら「集計していない列」から答え方を変えて戻せます
  • 複数回答は「, 」「、」などの区切りで分けて数えます。差があると統計的に言えるかの検定(カイ二乗検定など)はしません
  • 読み込めるのは1万人・60列までです。Excelファイル(.xlsx)はそのまま読めないので、表をコピーして貼るかCSVで保存して読み込みます

エクセルでアンケートを集計する手順

エクセルでのアンケート集計は、1人の回答を1行に並べた表を作り、COUNTIF関数で選択肢ごとの人数を数え、属性で分けるときはCOUNTIFS関数かピボットテーブルを使います。 上のツールは、同じ表を貼るだけで単純集計とクロス集計を出し、数式入りのExcelにして返します。

エクセルでのアンケート集計の手順と式(A列=年代、B列=満足度、2〜121行目に120人分の例)
手順やること式・操作
11人1行・1設問1列のローデータを作る1行目に設問名。答えていない欄は空けておく
2答えた人数を数える=COUNTA(B2:B121)
3単純集計: 選択肢ごとの人数を数える=COUNTIF($B$2:$B$121,"満足")
4割合を出す=人数のセル/答えた人数のセル
5クロス集計: 属性と選択肢の両方に当てはまる人を数える=COUNTIFS($A$2:$A$121,"30代",$B$2:$B$121,"満足")

上のツールが保存するExcelでは、この形の式が回答データのシートを数えています。回答データを直すと、集計が付け直されます。

単純集計とクロス集計の違い

単純集計は設問ごとに全体の人数と割合を出す集計で、クロス集計は年代や部署などの属性ごとに分けて割合を比べる集計です。まず単純集計で全体を見て、差がありそうな属性でクロス集計をします。

単純集計とクロス集計の使い分け
集計分かること例
単純集計全体でどの答えが多いか満足が42%、不満が8%
クロス集計属性によって答えがどう違うか3年以上の利用者は満足が多く、1年未満は少ない

複数回答の集計と割合の出し方

複数回答の割合は、選択肢ごとの人数を「その設問に答えた人数」で割ります。1人が複数を選ぶので、合計は100%を超えます。延べの回答数で割ると、合計は100%になりますが「何人に1人が選んだか」が読めなくなるため、報告にはどちらで割ったかを書き添えます。

エクセルで1つのセルに「機能, 価格」とまとめて入っている場合、COUNTIFのワイルドカードだと「低価格」のような別の選択肢まで数えることがあります。上のツールのExcelは、区切りごと照合する次の形の式で数えています。

=SUMPRODUCT(--ISNUMBER(FIND(", "&"価格"&", ",", "&$C$2:$C$121&", ")))

貼り付け用のExcelテンプレート

紙や手入力で集めた回答は、貼り付け用テンプレートに入れてからツールへ貼ります。使い方と記入例のシートも入っています。登録は要りません。

何人いれば集計結果を言い切れるか

全員の割合の誤差は、対象者から無作為に選んだ場合で最大「1.96×√(0.25÷人数)」が目安です。クロス集計では行ごとの人数が少なくなるので、実務では30人未満の行を参考値として扱うことがよくあります(統計の決まりではなく目安です)。

回答者数と誤差の目安(割合50%のとき・95%の確からしさ)
回答者数誤差の目安50%と出たときの幅
30人±17.9ポイント32.1〜67.9%
50人±13.9ポイント36.1〜63.9%
100人±9.8ポイント40.2〜59.8%
400人±4.9ポイント45.1〜54.9%

希望者だけが答えたアンケートは無作為ではないため、この幅は当てはまりません。答えた人の傾向として読みます。このツールは差があると言えるかの検定(カイ二乗検定など)はしません。

満足度の指標はCSAT計算ツール、推奨度はNPS計算ツール、割合の図は円グラフ作成ツールで続けられます。

FAQよくある質問

アンケートをエクセルで集計するには?

1人の回答を1行、1設問を1列に並べた表を作り、答えた人数をCOUNTA関数、選択肢ごとの人数をCOUNTIF関数で数え、人数÷答えた人数で割合を出します。属性で分けるときはCOUNTIFS関数かピボットテーブルを使います。このツールに表を貼ると、同じ数式が入ったExcelで保存できます。

クロス集計とは?単純集計との違いは?

単純集計は設問ごとに全体の人数と割合を出す集計で、クロス集計は年代や部署などの属性ごとに分けて割合を比べる集計です。まず単純集計で全体を見て、差がありそうな属性でクロス集計をします。

複数回答のアンケートの割合はどう出す?

選択肢ごとの人数を、その設問に答えた人数で割ります。1人が複数を選ぶので合計は100%を超えます。延べの回答数で割る方法もありますが「何人に1人が選んだか」が読めなくなるので、報告にはどちらで割ったかを書き添えます。

Googleフォームの回答をそのまま集計できますか?

できます。フォームの「回答」タブからスプレッドシートを開き、見出しの行から最後の行までコピーして貼ります。タイムスタンプやメールアドレスの列は自動で集計から外し、チェックボックスの設問は複数回答として数えます。

アンケートは何人集めれば十分ですか?

対象者から無作為に選んだ場合、全体の割合の誤差は最大で30人なら±17.9ポイント、100人なら±9.8ポイント、400人なら±4.9ポイントが目安です。希望者だけが答えた調査は無作為ではないため、この幅は当てはまりません。

貼り付けた回答はどこかに保存されますか?

保存も送信もしません。計算はブラウザの中だけで行い、この端末にも残さないので、ページを閉じると消えます。残したいときはExcelで保存してください。