展示会の効果測定ツール

展示会の出展費用・獲得企業数・商談化・受注粗利から、費用回収とROIを計算する無料ツール。出展前の目標逆算にも対応。

  • 登録・ログイン不要
  • 無料
  • 入力値をサーバーに送信しません
展示会の効果測定

費用と成果を入力すると、費用回収までの不足額が分かります。「架空の例で試す」からも始められます。

集計値だけで計算でき、顧客リストの入力は不要です。新規案件の獲得と費用回収を測るため、認知拡大や既存顧客との関係強化は別の目標で評価します。

費用と成果を入力
架空の例で試す

1出展にかかった費用

出展費用の合計

金額は万円・税抜で統一。人件費には準備・会期中・追客の工数を含め、使わない費用は0にします。

2現在までの成果

展示会で新たに生まれた案件が対象。同じ企業は1社として数え、商談化・受注もその企業の中で集計します。

展示会名・測定日・集計範囲を設定

入力内容はブラウザ内だけで計算・保存され、サーバーには送信されません。「条件のURL」も入力値を#以降に載せるためサーバーへは送られませんが、URLを共有した相手は入力値を見られます。無料・登録不要で使えます。

使い方

  1. 出展後の効果測定か出展前の目標試算を選び、出展費用を万円・税抜で入力する。使わない費用は0にする
  2. 出展後は同じ展示会を起点とする獲得・商談化・受注企業数と受注粗利を入れる。出展前は1社あたり粗利と自社の商談化率・受注率を入れる
  3. 展示会名・終了日・測定日・粗利対象範囲を必要に応じて設定し、結果と計算の前提を確認する
  4. 報告文をコピーして共有する。出展後は測定時点を残し、商談の進展に合わせて実績を更新する

USE CASESこんな場面で使える

  • 出展後の報告獲得企業数だけでなく、商談化・受注単価と粗利による費用回収を伝える
  • 出展予算の検討自社の過去実績を使い、費用回収に必要な受注・商談・獲得企業数を逆算する
  • 継続出展の検討費用範囲と開催後の経過期間をそろえて、自社の過去の出展と比較する

FORMULA計算式・仕組みと根拠

  • 出展費用 = 出展料・小間代 + ブース施工・装飾 + 運搬・交通・宿泊 + 人件費 + 販促物・その他
  • ROI(%) = (受注粗利合計 − 出展費用) ÷ 出展費用 × 100。受注粗利は対象契約の売上から提供原価を引いた金額
  • 企業獲得単価・商談化単価・受注単価 = 出展費用 ÷ それぞれの重複除外済み企業数
  • 必要受注企業数 = 出展費用 ÷ 1社あたり受注粗利、必要商談企業数 = 必要受注企業数 ÷ 受注率、必要獲得企業数 = 必要商談企業数 ÷ 商談化率。各段階で切り上げ、20%は0.2として計算
  • 根拠: CventのEvent ROI解説にある粗利ベースの方式と展示会費用の集計方法。本ツールは新規創出案件の同一企業集合に限定し、見込売上を実績に混ぜない

EXAMPLE入力例と結果の読み方

架空例: 費用60+70+20+30+20=200万円、獲得200社・商談化40社・受注4社、受注粗利120万円ならROIは−40%、回収まで80万円不足、企業獲得単価1万円・商談化単価5万円・受注単価50万円です。測定時点では費用未回収と読みます。出展前に費用200万円・1社あたり粗利30万円・商談化率20%・受注率20%を置くと、必要受注7社・商談35社・獲得175社です。相場・推奨値ではありません。

PITFALLSよくある間違い

  • 名刺の枚数・商談回数・契約件数を混ぜる。同じ企業は1社として、同じ展示会の対象企業の中で集計する
  • 売上を粗利として入力したり、商談中の見込額を足したりする。対象契約の提供原価を引き、受注確定分だけを使う
  • 粗利から展示会費用を先に引いて二重計上する、または人件費や追客費用を漏らす

NOTES境界条件・注意点

  • 費用合計0ではROIを計算できません。0社の単価は算出不可です。出展前の粗利・率は0より大きい値が必要です
  • 金額は0〜1億万円・小数4桁(1円)まで、企業数は0〜1億社の整数、率は小数2桁までに対応します。負の粗利を持つ案件の評価は対象外です
  • ROIは認知や関係強化を測りません。測定時点の受注粗利での回収状況であり、入金額や展示会の因果効果そのものを示す値ではありません
  • 計画の必要数は平均粗利と率に基づく目安です。初回契約期間などの粗利対象範囲をそろえ、受注を保証する数とは解釈しないでください

展示会の効果測定では何を見る?

展示会の効果測定では、出展費用に対して、何社を獲得し、何社が商談・受注に進み、どれだけの粗利につながったかを確認します。このツールは、新しい案件を生む目的の展示会について、費用回収と営業成果を集計するものです。

名刺を多く集めても、商談や受注につながらなければ費用回収は進みません。一方、受注まで時間がかかる商材では、開催直後のROIだけでは判断できません。獲得・商談化・受注の企業数と、測定日時点の受注粗利を並べて確認します。

本ツールの件数は、同じ展示会を起点とする企業の重複を除いた社数です。名刺の枚数、面談の回数、契約の件数は混ぜません。同じ企業と3回商談しても、商談化企業数は1社として数えます。

展示会ROIの計算式と費用回収の読み方

本ツールの展示会ROIは「(受注粗利合計-出展費用合計)÷出展費用合計×100」で計算します。ROIが0%なら、入力した受注粗利と出展費用が等しい状態です。プラス・マイナスは、この集計範囲における費用回収の状況を示します。

受注粗利合計 = 対象契約の売上合計 − 商品・サービスの提供原価
展示会ROI(%)=(受注粗利合計 − 出展費用合計)÷ 出展費用合計 × 100
回収までの不足額 = 出展費用合計 − 受注粗利合計(回収済みなら0円)

受注粗利には、測定日までに受注が確定した対象契約の売上から、対応する提供原価を引いた金額を入力します。展示会費用はROIの計算で差し引くため、粗利から先に引くと二重計上になります。ここでの受注粗利は、本ツールの集計用の値であり、入金済みの現金や会計上の売上計上額と同じとは限りません。

継続契約の場合は「初回契約期間」など粗利の対象範囲を決め、比較する展示会でもそろえます。将来更新されると仮定した契約分や、まだ商談中の金額は実績に加えません。

CventのEvent ROI解説でも、売上を使う方式と粗利を使う方式が区別されています。本ツールは商品の提供原価を考慮する粗利ベースを採用しています。

展示会費用には何を含める?

出展料だけでなく、ブース施工・装飾、運搬・出張、人件費など、対象の展示会に使った費用を集計します。まず費用範囲を決め、複数の展示会を比較するときも同じ範囲で入力してください。

展示会費用の入力項目と含めるもの
費用項目含めるものの例集計時の確認
出展料・小間代小間料、主催者に払う出展関連料金パッケージに含まれる施工・備品を別途二重に足さない
ブース施工・装飾ブース施工、装飾、展示用制作物複数回使う資材は、今回に含める金額の配分ルールを決める
運搬・交通・宿泊展示物の輸送、交通費、宿泊費担当者ごとの精算分も集める
社内人件費・外部スタッフ準備・当日対応・事後対応の稼働費用対象時間と社内で使う時間単価の範囲をそろえる
販促物・その他配布資料、告知広告、備品、外部サービスなど他の項目に含めた費用を重ねない

Cventの展示会ROI解説は、ブース・販促物・移動・宿泊などの費用と、商談が受注になるまでの時間差を挙げています。実費だけの集計と社内人件費を含む集計を比較すると、効果の差に見えても費用範囲の違いが原因の場合があります。

獲得単価・商談単価・受注単価の違い

各単価は、出展費用合計をそれぞれの企業数で割った値です。獲得単価は接点獲得まで、商談単価は商談化まで、受注単価は受注までに、出展費用が1社あたりいくらかかったかを表します。

本ツールで使う展示会の成果指標
指標計算式確認できること
企業獲得単価出展費用合計 ÷ 獲得企業数1社との接点を得るための費用
商談単価出展費用合計 ÷ 商談化企業数1社を商談化するための費用
受注単価出展費用合計 ÷ 受注企業数1社を受注するための出展費用
商談化率商談化企業数 ÷ 獲得企業数 × 100獲得した企業のうち商談に進んだ割合
商談からの受注率受注企業数 ÷ 商談化企業数 × 100商談化した企業のうち受注した割合

企業数が0社の場合、その企業数で割る単価や率は算出できません。「0円で獲得できた」という意味にはなりません。また、ここでの受注単価は展示会に集計した費用だけの値です。会社全体の営業・マーケティング費用で求める顧客獲得単価とは、費用範囲が異なります。

展示会効果測定の計算例

出展費用200万円、受注粗利120万円なら、ROIは-40%、費用回収までの不足額は80万円です。以下は計算を確認するための架空例であり、展示会の相場や目標値ではありません。

出展費用200万円の架空例(獲得200社・商談化40社・受注4社)
項目計算結果
出展費用合計60+70+20+30+20万円200万円
受注粗利合計対象契約の受注粗利を合計120万円
展示会ROI(120-200)÷200×100-40%
回収までの不足額200-12080万円
企業獲得単価200万円÷200社1万円/社
商談単価200万円÷40社5万円/社
受注単価200万円÷4社50万円/社

同じ費用で受注粗利が200万円になればROIは0%、300万円になれば50%です。比較するときは、集計対象と開催後の経過期間をそろえます。

出展前に必要な受注数・商談数を逆算するには?

出展費用を1社あたりの受注粗利で割り、切り上げると費用回収に必要な受注企業数が求められます。さらに商談からの受注率、商談化率で順に割り、各段階で切り上げて必要な企業数を計算します。

必要受注企業数 = 出展費用合計 ÷ 1社あたり受注粗利(切り上げ)
必要商談企業数 = 必要受注企業数 ÷ 商談からの受注率(切り上げ)
必要獲得企業数 = 必要商談企業数 ÷ 商談化率(切り上げ)
※20%は0.2として計算

架空の条件として、費用200万円、1社あたり受注粗利30万円、商談化率20%、商談からの受注率20%なら、必要受注7社、必要商談35社、必要獲得175社です。率は過去の同じ集計条件の実績などを参考に入力します。この逆算は入力した平均値と率に基づく計画上の必要数であり、175社を獲得すれば必ず7社受注するという保証ではありません。

展示会の効果はいつ、どの範囲で測る?

測定日は、自社の商談から受注までの期間に合わせて決めます。報告には展示会の終了日と測定日を残し、開催直後の接点獲得状況と、その後の受注実績を区別してください。一律に何日後が正しいとは決められません。

  1. 対象企業を決める。この展示会を起点とする新規創出案件の企業を抽出し、同じ企業の名刺や商談記録をまとめます。既存案件への追加接点は、この集計に混ぜません。
  2. 商談化の条件をそろえる。例えば「具体的な課題と次回の提案機会を確認できた企業」など、自社の条件を出展前に定め、毎回同じ条件で数えます。
  3. 受注実績を更新する。測定日までに受注が確定した企業数と対象契約の粗利を集計します。商談中の見込金額は別の表で管理します。
  4. 報告の前提を残す。対象契約期間、人件費の範囲、測定日、展示会への帰属ルールを書き添えます。

複数の広告やイベントに接した企業では、どの施策の成果として扱うかを決める必要があります。Salesforceの公式解説にも、主となる施策に全額を配分する方式や、複数の接点に配分する方式があります。本ツールは配分を自動判定しません。社内で展示会起点と判定した新規創出案件を入力する集計ツールです。

ROIが低い展示会は出展をやめるべき?

ROIだけで出展中止を決めることはできません。測定時点の早さ、粗利の対象範囲、商談の進み具合に加え、出展目的が達成できたかを確認します。

JETROは、展示会の利点として商談、商品PR、市場情報の収集などを挙げています。認知、既存顧客との関係強化、商品への反応は、このツールのROIには含まれません。そうした目的がある場合は、費用回収の表と分けて報告します。

改善を検討するときは、企業獲得単価だけでなく、その後の商談化率や受注粗利まで見ます。獲得企業数が多くても商談化が進まない場合は、対象企業の選び方や事後対応を確認します。商談化は進むのに受注に至っていない場合は、商談期間や失注理由を調べます。数字は確認する場所を絞る材料であり、原因を自動的に証明するものではありません。

展示会の準備・事後対応に使える関連ツール

展示会の準備にはWBS作成ツール、獲得企業への対応順の整理にはリードスコアリング設計ツール、商談中の売上見込みの管理にはヨミ表・パイプライン予測ツールを使えます。ヨミ表の予測売上を、そのまま本ツールの受注粗利へ転記しないでください。

FAQよくある質問

展示会のROIはどう計算しますか?

このツールでは「(受注粗利合計-出展費用合計)÷出展費用合計×100」で計算します。受注粗利は、測定日までに受注が確定した対象契約の売上から提供原価を引いた金額です。展示会費用は計算時に差し引くため、粗利から先に引かないでください。

展示会の費用には人件費も含めますか?

準備・当日対応・事後対応の人件費も集計できます。対象時間と時間単価の範囲を社内で決めて入力してください。人件費を含む展示会と含まない展示会では、そのまま費用対効果を比較できないため、費用範囲をそろえます。

獲得数には名刺の枚数を入れますか?

いいえ。本ツールは同じ展示会を起点とする企業を、重複を除いた社数で数えます。同じ会社の3人から名刺を受け取っても獲得は1社です。商談化・受注も同じ企業集合の社数でそろえ、名刺枚数、商談回数、契約件数は混ぜません。

商談中の見込金額も展示会の成果に入れられますか?

本ツールの出展後の受注粗利には加えません。商談中の見込みは別の表で管理し、受注確定後に対象契約の粗利を反映します。受注済みの成果と見込みを分けることで、測定日時点でどこまで費用回収できたかを確認できます。

展示会の効果は何か月後に測定すればよいですか?

自社の商談から受注までの期間に合わせて決めます。開催直後は獲得や商談化を確認し、その後に受注実績を更新してください。比較時は終了日からの経過期間と粗利の対象範囲をそろえ、報告には終了日と測定日を残します。

展示会ROIの目安は何%ですか?

このツールでは一律の成功基準を設けていません。0%は入力した受注粗利と出展費用が等しい状態ですが、出展目的、商談期間、費用範囲によって判断は変わります。条件をそろえた自社の過去実績や代替施策と比較してください。

出展前に費用回収に必要な商談数を計算できますか?

できます。出展費用、1社あたり受注粗利、商談化率、商談からの受注率を入力すると、必要な受注企業数・商談企業数・獲得企業数を逆算します。各段階で社数を切り上げます。入力した率に基づく計画上の必要数であり、受注を保証するものではありません。

顧客リストのアップロードは必要ですか?

不要です。出展費用、重複を除いた企業数、受注粗利などの集計値を入力します。顧客名やメールアドレスを入力する必要はありません。計算はブラウザ内で行います。