案件管理表・パイプライン点検ツール
案件管理表に案件名・ステージ・金額・そのステージに入った日を入れると、基準日数の2倍を超えて動いていない滞留案件の一覧、ステージ別の件数と金額、売上目標に対するパイプラインの倍率と必要倍率(1÷受注率)を出す無料ツール。
- 登録・ログイン不要
- 無料
- 入力値をサーバーに送信しません
案件のステージ・金額・ステージに入った日を入れると、基準日数を超えて止まっている案件と、目標に対するパイプラインの倍率が出ます。
「閉じる」を選んだ案件を除き、案件名と金額をヨミ表へ引き継ぎます。ヨミ(A〜D)を選ぶだけで、目標に届くかが分かります。
滞留を整理したあとの案件で着地を予測するならヨミ表・パイプライン予測ツール、ステージごとの通過率と弱い段階を見るならファネル分析ツールへ。
架空の案件です。日付は今日から数えて入ります。
1目標と受注率(表の案件が決まる見込みの期間の目標)✓ 完了
受注率は、表に入れる最初のステージから受注まで進む割合です(例: 10件のうち3件受注なら30%)。
2ステージと滞留の基準(基準日数=そのステージに通常いる日数)✓ 完了
3案件表(金額は万円。進行中の案件だけ)0件
入力内容はブラウザ内だけで計算・保存され、サーバーには送信されません。「条件のURL」も入力値を#以降に載せるためサーバーへは送られませんが、URLを共有した相手は入力値を見られます。無料・登録不要で使えます。
USE CASESこんな場面で使える
- 週次パイプラインレビューの準備日付から滞留案件を機械的に抜き出し、レビューで扱いを決める一覧を作る
- 期初・月初の量の確認滞留を除いた金額が目標の何倍あるかを見て、新規商談を増やすべきかを判断する
- 案件管理表の作り直しExcelの案件管理表に「ステージに入った日」の列が無いチームが、点検に必要な列を確かめる
FORMULA計算式・仕組みと根拠
- 経過日数 = 基準日(空欄なら今日) − そのステージに入った日
- 滞留 = 経過日数が「ステージの基準日数 × 倍率(既定2倍)」を超えた案件
- 基準日数 = 入力値。空欄のときは同じステージの案件が3件以上あれば、その経過日数の平均(暫定)
- パイプラインの倍率 = 進行中の案件の金額合計 ÷ 売上目標(全件と、滞留案件を除いた値の2つ)
- 必要倍率 = 1 ÷ 受注率、必要な金額 = 売上目標 × 必要倍率
- 根拠: 滞留を「平均滞留日数の2倍」で抜き出す方法と、必要なパイプラインを受注率の逆数で逆算する方法は、パイプライン管理の実務で使われる考え方です。倍率と基準日数は自社の実績に合わせて変えられます。
EXAMPLE入力例と結果の読み方
例「四半期の典型14件」を押すと、売上目標1,200万円・受注率30%・基準日数(初回商談10日・提案14日・見積提出12日・稟議・決裁45日)・倍率2倍と、今日から数えた14件が入ります。滞留は3件・1,350万円(稟議・決裁139日の◯◯商事 800万円、提案55日の□□運輸 300万円、提案39日の☆☆電機 250万円)。進行中の合計4,300万円は目標の3.58倍ですが、滞留を除くと2,950万円=2.46倍で、必要な3.33倍(1÷30%、4,000万円)に1,050万円足りません。全件で見ると足りているように見えても、古い案件を外すと不足する——と読みます。
PITFALLSよくある間違い
- ステージに入った日ではなく案件の作成日を入れる(作成日では、どのステージで止まっているかが分からない)
- 受注・失注した案件を表に残す(進行中の金額が水増しされ、倍率が実態より大きくなる)
- 目標と案件の期間がずれている(月次目標に対して四半期分の案件を並べると、倍率が約3倍に見える)
NOTES境界条件・注意点
- 基準日数が空欄で同じステージの案件が2件以下のときは、そのステージの滞留は判定しません。基準日数を入れてください
- 空欄で使う「表の平均」は進行中の案件の途中経過の平均で、過去に受注・失注した案件の平均滞留日数とは違います。SFAの実績が分かるときは基準日数を入力してください
- ステージに入った日が基準日より後の案件、日付が空欄の案件は滞留の判定から外し、金額だけ集計します。案件は30件まで入力できます
- 入力した案件はこの端末のブラウザにだけ保存され、外部には送信しません。「表をコピー」でExcelやスプレッドシートに貼り付けられます
- 「この案件でヨミ表を作る」を押すと、「閉じる」を選んだ案件を除いた案件名と金額をヨミ表・パイプライン予測ツールへ引き継ぎます。ヨミ表から戻るときも、同じ案件名の行はステージと日付を引き継ぎます。案件はページのURL(#以降)で渡し、サーバーには送りません
案件管理表で滞留案件を見つけるには
滞留案件は、案件ごとに「いまのステージに入った日」を記録し、基準日から数えた経過日数をステージの基準日数と比べると機械的に見つかります。 担当者に「気になる案件」を挙げてもらう方法では、動いていない案件ほど申告されません。上のツールは日付から経過日数を数え、基準日数の2倍(変更可)を超えた案件を一覧にします。 案件管理表をExcelで作る場合も、案件名・ステージ・金額に加えてステージに入った日の列があれば同じ点検ができます。作成日や最終更新日では、どのステージで止まっているかが分かりません。
滞留とみなす日数の決め方
基準日数は「そのステージに通常いる日数」です。SFAで、過去に次のステージへ進んだ案件がそのステージに何日いたかを集計した値が最も確かです。 滞留の線を基準日数の2倍に置くと、通常のばらつきは拾わずに、明らかに止まっている案件だけが残ります。
| ステージ | 基準日数 | 滞留とみなす経過日数 |
|---|---|---|
| 初回商談 | 10日 | 20日を超えたら |
| 提案 | 14日 | 28日を超えたら |
| 見積提出 | 12日 | 24日を超えたら |
| 稟議・決裁 | 45日 | 90日を超えたら |
日数は架空の例です。稟議・決裁のように先方の社内手続きが入るステージは、基準日数そのものが長くなります。全ステージに同じ日数を当てはめないでください。
パイプラインは目標の何倍必要か(必要倍率の早見表)
必要なパイプラインの倍率は1÷受注率で決まります。受注率30%なら、目標の約3.3倍の商談を抱えていないと、平均的な受注率で目標に届きません。 ここでの受注率は、表に入れる最初のステージから受注まで進む割合です。見積提出以降の案件だけで点検するなら、見積提出からの受注率を使います。
| 受注率 | 必要倍率(1÷受注率) | 目標1,000万円に必要な金額 |
|---|---|---|
| 10% | 10倍 | 1億円 |
| 20% | 5倍 | 5,000万円 |
| 25% | 4倍 | 4,000万円 |
| 30% | 約3.33倍 | 約3,333万円 |
| 40% | 2.5倍 | 2,500万円 |
| 50% | 2倍 | 2,000万円 |
倍率を数えるときは、滞留案件を除いた金額でも確かめます。止まっている案件が金額の大半を占めていると、全件では足りているように見えても、実際に動いている商談は足りていません。 上のツールは全件と滞留を除いた値の両方を出します。目標は、表の案件が決まる見込みの期間に揃えてください(商談期間が2〜3か月なら四半期の目標)。
見つけた滞留案件の扱い方
滞留案件は週次のレビューで、次の3つのどれにするかを1件ずつ決めます。上のツールでは一覧の各案件でボタンを選ぶと、「滞留一覧をコピー」に判断が入ります。
| 扱い | 選ぶとき | 次にすること |
|---|---|---|
| 進める | 次のステージへ進む条件を満たす行動が今週取れる | 行動と期限を決め、翌週のレビューで確かめる |
| 戻す | 今のステージの条件を実は満たしていなかった | 前のステージに戻し、ステージに入った日を付け直す |
| 閉じる | 先方の検討そのものが止まった | 失注(または保留)として表から外し、再開の時期を別に残す |
ステージの定義や週次レビューの進め方は営業パイプライン管理の解説で詳しく説明しています。 残った案件の受注確度から着地を出すにはヨミ表・パイプライン予測ツールを使ってください。
FAQよくある質問
滞留案件はどう判定していますか?
ステージごとの基準日数に倍率(既定2倍)を掛けた日数を、そのステージに入ってからの経過日数が超えた案件を滞留としています。例えば提案ステージの基準日数が14日なら、28日を超えた案件が滞留です。倍率は1.5倍・2倍・3倍から選べます。
基準日数(平均滞留日数)が分からないときはどうすればいいですか?
空欄のままで構いません。同じステージに案件が3件以上あれば、表に入れた案件の経過日数の平均を暫定の基準日数として使います。ただしこれは進行中の案件の途中経過の平均なので、SFAで過去の案件がそのステージに何日いたかを集計できるなら、その値を入れたほうが正確です。
パイプラインは売上目標の何倍あれば足りますか?
必要な倍率は1÷受注率です。受注率25%なら4倍、30%なら約3.3倍、50%なら2倍が必要です。このツールは滞留案件を除いた金額でも倍率を出すので、古い案件を数えたままでは足りているように見える状態を見分けられます。目標は、表の案件が決まる見込みの期間に揃えてください。
ヨミ表(着地予測)とは何が違いますか?
ヨミ表は案件ごとの受注確度から期末の着地額を予測します。このツールは確度ではなく「ステージに入った日」を使い、動いていない案件の抜き出しと、目標に対する量の過不足を見ます。滞留案件を整理したあとに、残った案件で着地を予測するときはヨミ表・パイプライン予測ツールを使ってください。
案件管理表はエクセルで作ったほうがいいですか?
このページの表がそのまま案件管理表として使えます。入力内容はこの端末に保存されるので、次の週に開けば前回の続きから更新できます。Excelで管理したい場合は「表をコピー」を押すと、案件名・ステージ・金額・ステージに入った日・経過日数・状態・判断の列のまま貼り付けられます。自分で作る場合も、最低限この列があれば滞留を点検できます。