業務フロー図作成ツール(スイムレーン図・テンプレート8種)

業務フロー図を無料で作成できるツール。テンプレート8種(受注〜請求・稟議・問い合わせ対応・採用など)から「誰が・何を・どの順で」を1行ずつ書くだけで、担当者ごとのレーン付きの図(スイムレーン図)を自動で描き、受け渡しの多い場所と開始・終了・分岐の抜けを判定します。

  • 登録・ログイン不要
  • 無料
  • 入力値をサーバーに送信しません
業務フロー図と判定

業務フロー図 (横に時間、縦に担当。青い矢印=担当が変わる受け渡し)

図の上で直接直せます: 箱をドラッグで担当・順番を変更、ダブルクリック(スマホはダブルタップ)で文言を編集、クリックで種類・行き先・追加・削除。レーン名もダブルクリックで直せます。

開始終了作業判断(はい・いいえ)書類システム操作担当が変わる受け渡し差し戻し色はレーン(担当)ごと
この流れの状態

テンプレートを選ぶか、手順を1行入れると判定と図が出ます

判定の前提: 開始・終了が各1つ、判断には「はい・いいえ」の行き先がある、行き先のない手順がない、の3点を確認。受け渡し=隣り合う手順で担当が変わる回数。

持ち出す

Excelテンプレート

手順書テキスト = 「1. 営業担当が見積依頼を受ける → 2. …」の番号付き一覧(マニュアルの下書きになります)

手順を入力すると流れの状態を確認できます。
業務フローを組み立てる

1近い業務のテンプレートを選ぶ(下書きが入ります。自分の業務に合わせて直せます)

2登場人物(レーン)を決める(部署名より「役割」で。3〜7人まで。顧客やシステムも1人に数えます)

候補:

3手順を順番に書く(1行=1手順。「〜を〜する」の形で。行頭のつまみで並べ替え)

列は「誰が / 何をする / 種類 / はい→ / いいえ→」。種類以降は省略できます

1
手順が15を超えたら、別の業務フローに分けるのが目安

入力内容はブラウザ内だけで計算・保存され、サーバーには送信されません。「条件のURL」も入力値を#以降に載せるためサーバーへは送られませんが、URLを共有した相手は入力値を見られます。無料・登録不要で使えます。

USE CASESこんな場面で使える

  • 業務の引き継ぎ・マニュアル化 — 担当者の頭の中にある流れを図と番号付き手順書にして、後任や新人に渡す
  • システム導入前の現状整理 — いまの業務を「誰が・何を・どの順で」で書き出し、ベンダーや情報システム部門と同じ図で話す
  • 業務改善の的を絞る — 受け渡し(担当が変わる場所)と差し戻しの多いところを見つけ、直す順番を決める
  • 部門間の役割の確認 — 問い合わせ対応や稟議のように複数部門をまたぐ仕事で、どこで誰に渡るかを合意する

FORMULA計算式・仕組みと根拠

  • 手順 = 「何をする」が入っている行。番号は上から1、2…と自動で振る
  • 受け渡し回数 = 隣り合う手順で担当(レーン)が変わる回数。多いほど待ちや手戻りが起きやすい
  • 抜け = 開始が1つでない・終了がない・判断に「はい」「いいえ」の行き先がない・担当が空。1件でも「抜けあり」
  • 見直し = 手順が15を超える(1枚に収まらない目安)、または1人の担当が全手順の7割を超える(属人化の目安)
  • 図 = 担当ごとの横レーン×手順番号の列に記号を自動配置。角丸=開始・終了、長方形=作業、ひし形=判断、波の下辺=書類、青枠=システム操作。担当が変わる矢印は青、差し戻しは橙の破線
  • 根拠: 業務フロー図(スイムレーン図)の標準的な書き方(役割ごとのレーン・開始と終了の明記・判断の両分岐・作業は「〜を〜する」・A4一枚に収める)に沿っています。記号はJIS X 0121の流れ図記号のうち実務で使う最小限に絞っています。

EXAMPLE入力例と結果の読み方

テンプレート「受注から請求まで」を選ぶと、営業担当・営業承認者・経理・顧客の4レーンに10手順(判断2・書類3)が入り、判定は「共有できる状態」、受け渡しは5回と出ます。結論文は「営業担当→顧客(4→5)は書類も担当も変わるので、ここが止まりやすい合流点です」と読み、見積を出したあと発注書が来るまでの追いかけ方(いつ・誰が確認するか)を決める、という改善の当たりが付きます。試しに10行目の「完了」を消すと判定が「抜けあり2件(終了がない・判断9の『はい』の行き先がない)」に変わります。

PITFALLSよくある間違い

  • 部署名でレーンを切る(「営業部」の中に担当者と承認者が混ざり、誰が判断するかが図から消える。役割で分ける)
  • 判断の「いいえ」を書かない(差し戻し・却下の流れが図に無いと、実際に起きる手戻りが見えない)
  • 細かすぎる手順(画面のクリック単位まで書くと1枚に収まらず読まれない。「何をするか」の粒度で15手順以内)

NOTES境界条件・注意点

  • 登場人物は7人まで、手順は20行までです。超える業務は「見積まで」「契約から請求まで」のように分けて別々に作ってください
  • 入力内容は端末内(ブラウザ)だけで処理し、外部に送信しません。共有は図のPNG・手順書テキスト・Excel用コピーで行います
  • テンプレートの手順は一般的な例です。自社の決裁ルール・システムに合わせて必ず直してください

業務フロー図とは

業務フロー図とは、仕事の流れを「誰が・何を・どの順で」行うかを記号と矢印で1枚に描いた図です。担当者ごとに帯を分けたものをスイムレーン図と呼びます。担当が変わる受け渡しと、承認できなかった場合の差し戻しを見える形にできます。

スイムレーン図とは

スイムレーン図とは、業務フロー図を役割ごとの帯(レーン)に区切り、誰の手順かを帯の位置で示す描き方です。担当が変わる場所(受け渡し)が帯をまたぐ矢印として見えるため、部門をまたぐ業務の整理に向きます。このツールの図はこの形式で、横レーン(画面向き)と縦レーン(A4縦の印刷向き)を切り替えられます。

業務フロー図(フローチャート)の記号 早見表

業務フロー図で使う記号と意味
記号(形の説明)意味書き方の例
角丸の四角開始・終了見積依頼を受ける / 完了
長方形作業見積書を送付する
ひし形判断見積内容を承認する?
下辺が波の形書類請求書を発行する
淡青地と青枠システム操作受注をSFAに登録する

業務フロー図の書き方 5ステップ

  1. 開始と終了を決める。「何が起きたら始まり、何ができたら終わるか」を決めます。たとえば受注から請求までなら、見積依頼から入金確認までを一枚の範囲にします。
  2. 登場人物を役割で3〜7人挙げる。営業部という部署名より、営業担当と営業承認者に分けると判断する人が明確です。顧客やシステムも必要なら一つのレーンにします。
  3. 手順を「〜を〜する」の形で時系列に並べる。一行に一つの手順を書きます。画面のクリックごとではなく「請求書を発行する」のように成果が分かる粒度にします。
  4. 判断には「はい・いいえ」両方の行き先を書く。承認されなかった場合に何番へ戻るかも指定します。差し戻し先の作業が無ければ、その手順を追加します。
  5. 現場の担当者と一緒に見直す。図を見せ、実際の順番や役割に合っているかを確かめます。特に担当が変わる箇所では、何を渡せば次へ進めるかを決めておきます。

レーンと手順の目安

役割は3〜7本、手順は15以内を目安にすると、全体の流れを一枚で確認しやすくなります。以下はこのツールで整理するときの目安であり、業務の正しさを保証する基準ではありません。

業務フロー図のレーン数・手順数の目安
項目目安見直し方
レーン3〜7役割ごとに分ける
手順15以内超えたら別の業務フローに分ける
分岐3以内例外が多い場合は別図に整理する
1枚1業務(開始1・終了1)始まりと終わりの範囲をそろえる

テンプレート8種の内容

近い業務を選び、役割名と自社の決裁・差し戻しルールに合わせて直してください。

業務フロー図テンプレート8種の登場人物と手順数
テンプレ名登場人物手順数判断の数読み込み
受注から請求まで営業担当 / 営業承認者 / 経理 / 顧客102
稟議・購買起案者 / 上長 / 決裁者 / 購買担当 / 経理92
問い合わせ対応受付担当 / 技術担当 / 上長 / 顧客102
見積から契約まで営業担当 / 営業承認者 / 法務・管理 / 顧客102
経費精算申請者 / 上長 / 経理72
採用(応募から内定)人事 / 現場責任者 / 役員 / 応募者102
障害・クレーム対応受付担当 / 技術担当 / 責任者 / 顧客102
新規開拓(リストから初回商談)営業担当 / 営業アシスタント / 上長 / 見込み客92

業務フロー図テンプレートの無料ダウンロード(エクセル)

受注から請求までの記入例10手順と、登場人物4人を入れたExcelテンプレートです。登録不要でダウンロードでき、手順表を編集してこのツールへ貼り付けると図にできます。

登録・メールアドレスは不要です。ファイル内の(例: )を自分の内容に書き換えて使ってください(社内利用・改変は自由です)。

よくある失敗と直し方

  • 部署名だけでレーンを切る。「営業部」の中に担当と承認者が混ざると、誰が判断するのか分からなくなります。「営業担当」「営業承認者」の役割に分けてください。
  • 判断の「いいえ」を書かない。承認される流れだけでは、実際の差し戻しが図から消えます。修正する手順を用意し、「いいえ」の行き先を指定してください。
  • 手順を細かく書きすぎる。クリック単位まで書くと一枚に収まらず、業務全体を追いにくくなります。15手順以内を目安に、細部は別の操作マニュアルに分けてください。

作った後の使い方

  • マニュアル化する。図と番号付き手順書を後任や新人に渡し、各手順の注意点を書き足します。引き継ぎ準備の担当・期限はWBS作成ツールで整理できます。
  • システム導入前の現状を整理する。現在の仕事を図にして、ベンダーや情報システム部門と確認します。実行する人だけでなく責任者や相談先も整理する場合はRACI表作成ツールが使えます。
  • 改善の的を絞る。青い受け渡しと橙の差し戻しを確認します。回数だけで良し悪しを決めず、待ち時間や渡す書類の不足を担当者に聞いて、直す順番を決めてください。

FAQよくある質問

業務フロー図とは何ですか?

業務フロー図とは、ある仕事の流れを「誰が・何を・どの順で」行うかを記号と矢印で1枚に描いた図です。担当者ごとにレーン(横帯)を分けたものをスイムレーン図と呼び、どこで担当が変わるか(受け渡し)が一目で分かります。

スイムレーン図とは?

スイムレーン図とは、業務フロー図を担当者(役割)ごとの帯(レーン)に区切って描いた図です。プールのコースのように役割ごとに帯を分けるため、どの手順を誰がするか、どこで担当が変わるかが一目で分かります。このツールが描く図はこのスイムレーン形式で、横レーンと縦レーンを切り替えられます。

業務フロー図の書き方は?

①開始と終了を決める ②登場人物を役割で3〜7人挙げる ③手順を「〜を〜する」の形で時系列に並べる ④分岐(判断)には「はい・いいえ」両方の行き先を書く ⑤現場の担当者と一緒に見直す、の5ステップです。このツールは①〜④を1行1手順の入力で行い、図は自動で描きます。

業務フロー図で使う記号は?

実務では3つで足ります。角丸の四角=開始・終了、長方形=作業、ひし形=判断(はい・いいえ)。書類を渡す手順は下辺が波の形、システムに入力する手順は色を変えると分かりやすくなります。このツールもこの5種類だけを使います。

レーンは部署と役割のどちらで分けますか?

役割で分けます。「営業部」ではなく「営業担当」「営業承認者」のように分けると、承認や判断を誰がするかが図に残ります。顧客やシステムも1つのレーンにできます。目安は3〜7本です。

手順はいくつまでにすべきですか?

A4一枚に収まる15手順以内が目安です。それを超える場合は「見積まで」「契約から請求まで」のように業務を分けて別々の図にします。ツールは15を超えると「見直し」を表示します。

受け渡し回数とは何ですか?

隣り合う手順で担当(レーン)が変わる回数です。担当が変わる場所では書類や情報を渡す必要があり、待ち時間や手戻りが起きやすいため、業務改善ではここを先に見ます。ツールは書類も一緒に変わる受け渡しを「止まりやすい合流点」として示します。

図の上で直接編集できますか?

できます。図の箱をドラッグすると担当のレーンと順番が変わり、ダブルクリック(スマホはダブルタップ)で文言を直せます。箱をクリックすると種類(作業・判断・書類など)と判断の行き先、「この後に追加」「削除」のツールバーが出ます。レーン名もダブルクリックで直せ、操作は「元に戻す」で1つずつ戻せます。

Excelで作った表を読み込めますか?

読み込めます。「Excelの表を貼り付ける」を押し、「誰が・何をする・種類」の3列(種類は省略可)をコピーして貼ると手順に変換されます。逆に、作った手順は「Excel用にコピー(表)」でそのままExcelに貼れます。

作った図はどう共有しますか?

「図をPNG保存」で画像に、「手順書テキストをコピー」で番号付きの手順一覧に、「印刷」でA4横のPDFにできます。入力はブラウザに自動保存され、「端末に保存」で複数の業務フローを切り替えて管理できます。