IT業界の営業に資格は必要?
IT業界へ転職を考えている方や、就活生によく質問を受けます。

- IT営業に資格は必要ですか?
- 取るべき資格は何ですか?
- 資格で給料は上がりますか?
回答としては、取得して損は無いけど、必須では無いというのが正直なところでしょう。
日本には資格が無いと安心できない「資格マスター」気質な人が多いですが、IT業界、特に営業職において資格は必須ではありません
転職関連のサイトや、ブログには「応用情報技術者」や「ネットワークスペシャリスト」等の資格を取りましょう!絶対に有利です!などの文言が並んでいますが、IT営業として何社も経験してきた筆者の実体験から言うと、そこに時間を掛ける必要はありません。
そんな時間があれば、すぐさま動いて経験を積む方が圧倒的に有利です。
今回は、そんなIT営業にとって、資格より求められる「経験」について解説します。
ちなみに、今回の主張はIT営業を複数社経験した私の実体験と、それらの企業の採用担当にインタビューした結果を加味しているので、よりリアルな現場の意見です。
・営業職の人
・資格を取るか悩んでいる人
IT営業と資格
冒頭で記載した通り、IT業界の営業職として働く場合必須の資格はありません。
強いていうなら最低限の教養レベルとして「ITパスポート」レベルの資格は取っておいても良いかもしれません。
ITパスポートは、本当に最低限のIT知識とビジネス知識をおさらいする程度の資格です。
ただし、ITパスポートを取得しているからと言って、優遇される企業はほとんど無いと思っておくべきです。
どうしても資格が取りたければ、、
それでも資格が欲しい!という事なら「基本情報技術者試験」「応用情報技術者試験」まで持っていたら流石に多少目に止まります。
また狙っている業種よっては、Google、SAP、オラクル、セールスフォースなどの製品特化の資格も即戦力という意味では優遇を受けるでしょう。
他にも、IT営業に限らずですがTOEIC、MBA等も勿論持っていて不利に働くことはありません。
ただし、簡単に取得できる資格ではありませんので、多くの学習時間を要します。
・即戦力をイメージできる資格なら優遇される
資格よりも有利な経歴
IT業界はエンジニアも営業も慢性的な人材不足です。よって企業が欲しいのは資格ホルダーではなく即戦力。つまり経験者です。
「資格を持っているだけで経験が無い人」よりは「資格が無くても実務経験がある人」の方が圧倒的に有利です。
採用で企業が欲しいのは「人」ではなく「人が生み出す成果」です。
つまり、より具体的に成果をイメージさせる事が重要です。
求められる即戦力
IT業界の営業として転職する場合、ベストは「営業の経験」と「IT業界の経験」がある人ですが、営業経験があるだけでも十分即戦力です。
新卒はポテンシャル採用
・世界40カ国をバックパックで旅行
・宝塚歌劇団に合格
・学生起業して経営経験あり
・スポーツの日本代表.etc
経験者のハードルは低い
IT業界の営業として「自分を語る」スキルの重要性を説明。転職時に分かりにくい文系職の強みの説明の仕方、役職を語る事の無意…
資格なし!IT営業キャリアの組み立て方

- IT業界の経験
- 営業の経験
- 資格
転職を前提に組み立てる
高い年収を提示される人材は、すなわちレアな人材です。ただし、レアであればいいだけではなく、レアかつ市場のニーズが高い希少…
転職回数はシンプルに武器
②2〜3年経験を積み別のIT企業に転職
③さらに2〜3年で転職
→スキルも年収も①の数倍に!
0円で転職を成功させる近道
営業として転職するなら、転職エージェントから最新情報を引き出せるだけ引き出した方がお得です。
転職エージェントは、企業からお金をとるビジネスモデルなので、転職希望者は完全無料でサービスを受けられます。これを使い倒さない手はありません。
まとめ
IT企業で営業として働く時に必ず役立つ「マーケティング」のスキル。見込み顧客とは?BtoB、BtoCでの扱いとは?効果的…