営業から内勤への転職

【逃げじゃない】営業から内勤への転職はあり?オススメの職種も

Job 営業から内勤への転職

営業から内勤への転職はあり?

内勤営業

営業職といえば

  • 毎月の営業ノルマ
  • 取引先への配慮
  • 新しい顧客の開拓
  • 上司からのプレッシャー

などなど、正直厳しい側面も多々あります。そのような職種なので、人によって向き不向きがあって当然です。

私自身、3社で営業経験がありますが営業職を去ってく人を沢山見てきました。

しかし、それは「逃げ」ではありません。営業は向いてなかったら辞めるべきなのです。

営業経験はムダにならない

結論から言うと、営業経験は「内勤」で大いに役立ちますので、そろそろキツイなと思ったら迷わず転職しましょう。

営業から内勤への転職、転属は大いに”あり”です。そして営業として過ごした時間は決して無駄にはなりません。

今回は、営業から内勤への転職に悩んでいる方のために、転職して変わることとオススメの転職先をご紹介します。

営業から内勤に転職して変わる事

内勤営業

営業しか知らなかった人が、営業から内勤に転職したら、驚くべき事が沢山あります。

私自身、営業も内勤も経験しましたが多くの気付きがありました。

プレッシャーからの開放

毎月、毎期、毎年ノルマは高いのに、集計期間を過ぎるとまたリセットでゼロから数字を積み上げ、、

そんな、数字の恐怖から解き放たれます。

また、営業の定例会などピリつく数字報告も無くなり、プレッシャーから開放されました。

やはり、営業から内勤に転職して一番大きな変化がこのプレッシャーからの開放でしょう。

評価が数字から社内評価に

営業の存在意義は数字と言っても過言ではありません。

誰より売れていればヒーローで、全く売れていなかったらダメ人間という、ある意味分かりやすい職種です。

それが、内勤になると社内での振る舞いや、貢献度のような目に見えにくい評価基準に変わります。

社内の立ち回りや、見せ方のうまさで評価を得る人も出てきます。

また、シンプルに能力が高く、優れた仕事で評価を得る人もいます。

つまり、評価基準が千差万別で自分なりの社内評価の上げ方を模索する必要があります。

昼にランチ

営業の時は、お客様都合なのでランチのタイミングは様々でした。

しかし、内勤は決められた休憩時間を守らないと「あいつどこいった?」という空気になるので注意が必要です。

この点は営業の方が自由度が高いですね。

他にも、営業にありがちな直行直帰などの働き方は、内勤だと具体的な理由が無いと難しくなります。

服装が自由

会社によりますが、内勤は服装の自由度が高い傾向です。

営業は、夏でも冬でもスーツが基本の日本社会ですが、内勤は近年自由な働き方を推奨する企業が増えてきました。

特にIT企業の内勤は自由度が高く、高確率で内勤は私服勤務です。

会食が無くなる

お客さんとの会食や接待という、営業独特の文化から開放されます。

むしろ内勤だと、行こうと思っても会食の機会などほとんどありません

ただし、仕事が終わる時間が揃いやすいので、同僚と飲みに行く予定は立てやすくなりました。

飲み会の回数は、社内外かかわらず営業時代の方が多かったです。営業は経験的に飲み会が好きな人が多いです。

インセンティブが無くなる

営業の魅力といえば、売上に応じた手当やインセンティブです。

この一時収入を内勤で手に入れるのは、非常に難しいと想定しておくべきです。

社内の表彰などで、手当がもらえる可能性もありますが、営業より確率は低くなるでしょう。

内勤ではお金以外のインセンティブ等もうまく使って、モチベーションを保っている企業も増えてきました。

  • 報奨旅行
  • 昇格・抜擢
  • 表彰
  • WEBメディア露出
  • 採用ページ掲載

営業と違い、直接お金を渡す事が難しい内勤営業ならではです。

営業経験が活かせる転職先

デジタルマーケティング職

営業から内勤に転職するなら、やはり営業経験が活かせる職種の方が年収を落とさず転職できます。

むしろ、年収アップを狙う事もできるのでご紹介します。

マーケティング系

マーケティング系の職種は、意外と営業上がりの人が多い内勤職です。

やはり現場のリアルを知った人が、集客やブランディングを担うマーケティングを行う事には意義があります。

逆に現場を知らないマーケターは、自分が集客したあとの流れを知らないので本質からズレてしまうこともあります。

マーケティング職は、内勤の中でも年収が高く、将来性もある職種なので非常におすすめです。

マーケティング職を探すなら特化型エージェントから情報収集をするのが近道です。

彼らは、企業からお金を取るビジネスモデルなので、転職希望者は完全無料でサービスを受けられますので、使い倒しましょう。

インサイドセールス

最近になって注目度が上がっている内勤営業、いわゆるインサイドセールスも狙い目です。

「結局営業かよ」と思われるかもしれませんが、通常の営業よりプレッシャーが弱く、年収もそこそこが狙える職種です。

主にWEBやメールで反響があった人に対して、電話やメールで営業をする内勤型なので完全に営業のスキルは活かせます。

インサイドセールスについてさらに詳しくはこちら

Digital Sales

今注目度が急上昇している内勤営業やインサイドセールスについて徹底解説。生産性の高い内勤営業を増やして、見込み顧客を獲得、…

企画系

少し大きな企業であれば、営業企画や経営企画といった企画系の職種があります。

彼らの仕事は、主に仕組みづくりです。

より、営業が売れる組織作り、強固な経営体質など会社の仕組みを作る上で、現場経験は必須です。

現場営業を知らない人が営業企画をやるより、営業経験者が語った方が社内への納得感があります。

企画系も、企業によっては高収入が狙えますので、転職エージェントから募集中の企画職情報を集めると良いでしょう

オススメしない内勤の転職先

続いておすすめしない転職先です。

あくまで、その職種を否定しているのではなく下記観点で選定しています。

  • 営業から逃れられるか
  • 営業経験が活かせるか
  • 次の転職で有利に働くか

コールセンター系

お客様センターやカスタマーサポートなどのコールセンター系は、営業から逃れたい人にはおすすめしません。

コールセンターもお客様と向き合う最前線で、売上目標の無い営業職のようなものです。

想像以上に激務ですし、営業から逃れたいと思って行く先ではないです。

バックオフィス系

経理、総務、法務などの企業を支えるバックオフィス系もおすすめしません。

彼らは専門的な知識を持ったスペシャリストで、営業経験はほとんど活かせないといえます。

また、もしバックオフィスが肌に合わないと思っても次の転職先の選択肢が狭まります。

基本的には、経験を生かして自分の価値を掛け算方式で大きくできる職種がおすすめです。

業種に迷ったらIT業界1択

IT営業の年収アップ

転職先の業種に迷ったら、IT業界1択です。

積極的に内勤を募集していて、なおかつ成長余地のある業界は圧倒的にIT業界です。

年収アップが狙える

IT業界は成長産業なので、年収アップが容易に狙えます。

とくにITは、大きな設備投資が必要な訳では無い業態なので、その分人に投資します。

テレワークにも積極的

IT業界は、働き方も柔軟な企業が多く、コロナをきっかけにテレワークに本格的に取り組んでいるIT企業も多数存在します。

内勤かつテレワークとなれば、非常にストレスフリーな働き方が可能です。

営業のスキルが求められている

IT企業は、営業力を求めている企業も多く存在します。

IT系のプロダクトは、初期費用がゼロに近いので様々なサービスが生み出されています。

しかし、実際多くのIT企業は営業力に課題を抱えています。

生み出したサービスが広まらない、売れない、そんな悩みはIT業界の至るところで聞く悩みです。

たとえ内勤だとしても、営業のノウハウや勘所を持った人材は、非常に重宝されます。

すべての営利企業は、何らかのものを売らないと存在できないのです。

つまり、営業経験とは非常に貴重な経験値です。

0円で転職先は見つかる

貴重な営業経験を持っているのであれば、転職先は豊富に存在します。

ただし、転職先が豊富にあっても理想の職場と出会えるかは、事前にどれだけ調べて情報量を持っているか次第です。

営業から内勤への転職を希望するなら、必ず転職エージェントから情報をできるだけ集めてください。

転職エージェントは、企業からお金を取るので転職希望者は無料で情報を得られますので、使い倒さない理由がありません。

いくつか事前質問に答える必要がありますが、やはり大手エージェントは良質な情報を持っています。

まとめ

私自身も、営業と内勤営業、マーケティングを経験しましたが、それぞれ良さと悪さがあります。

深い人生経験を得るなら様々な職種にチャレンジしてみるのがおすすめです。

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