ブロックチェーンドメインとは?
ビットコインやイーサリアムを始めとした仮想通貨が盛り上がりを見せる中、密かに過熱しているのが仮想通貨のドメインビジネスです。
ドメインとは、ホームページなどのURLに含まれる文字列を指し「.com」「.jp」「.info」などが一般的です。
しかし、今最もアツいドメインの一つが「.crypto」などのブロックチェーンドメインです。
呼び名はブロックチェーンドメインやCrypto Domein(クリプトドメイン)、仮想通貨ドメインなど様々ですが、近年急激に注目度が上がっています。
「.crypto」ドメイン等に注目が集まる理由とは?
今ブロックチェーンドメインに注目が集まるのは、以下3つの理由からです。
- 提供されてまだ日が浅い
- ドメインは世界に一つ
- 再販次第で大きな儲けが期待できる
提供されてまだ日が浅い
.cryptoのドメイン登録が始まったのは2019年10月からで、まだまだ世間的な認知度は低いのが現状です。
これから仮想通貨界隈が盛り上がれば、確実に.cryptoのドメインを使いたい個人や企業が爆発的に増加すると期待されています。
ドメインの購入はUnstoppable Domainsから可能ですので、詳しい購入方法は後述します。
ドメインは世界に一つ
ブロックチェーンドメインも通常のドメインと同じく、同じドメインは世界に一つしか存在できません。
つまり、人気の出そうなドメインは早いもの勝ちなのです。
価格高騰で大きな儲けが期待できる
今後値上がりが期待できるドメインを安いうちに取得しておけば、今後大きな値上がり益を得ることが可能です。
取得したドメインはOpenSeaなどのNFT販売所で簡単に出品が可能です。
メタバースの盛り上がりに応じて必要性が高まる
今後メタバースと言われる仮想現実が、市場を大きく牽引することは間違いないでしょう。
メタバース上でNFTのやり取りや送金だけでなく、あらゆる生活がデジタル上に置き換えられていく事は想像に難くないです。
そんな仮想空間は、特定の国の法律や検閲で、止まってはいけないもう一つの現実世界となります。
つまり、ドメインやファイルサーバーもブロックチェーン上に構築される必要がるのです。
メタバース関連のブロックチェーンプロジェクトを一挙紹介。Ethereum、BSC、Polygon、avalanche、S…
ブロックチェーンドメインの購入方法
現時点でブロックチェーンドメインが購入できるのは、Unstoppable Domainsというサイトでの購入に限られます。
まずはサイトにアクセスし右上の「SIGN UP」からアカウントを作成します。
Googleアカウントを使えば簡単にアカウント作成ができるのでおすすめ
アカウントが作成できたら、トップページの検索ボックスから、自分の好きなキーワードでドメインが買えるかを検索します。
ここではdongurikorokoroというドメインが買えるのかを試してみます。
検索した結果、下記のように9つのドメインが購入可能であることと、その価格がドル表記で記載されています。
現在主に取引されているドメインは下記です。
- .crypto
- .coin
- .wallet
- .bitcoin
- .x
- .888
- .nft
- .dao
- .blockchain
- .zil
買い物かごボタンを押せば選択したドメインをカートに追加できます。
今回のdongurikorokoro.cryptoは、$40だとわかりますので、日本円で4,400円ほどで購入できる計算となります。
ちなみに、ブロックチェーンドメインは更新料が不要なので、支払いはこの1回限りの買い切りとなるのも嬉しいところです。
右のGO TO CARTから決済画面に進んでいきます。
カートの中のドメインに間違いがないことを確認した後に、CHECKOUTを押してクレジットカードでのお支払いに進みます。
主要なクレジットカードでの支払いが可能なので、カード番号や暗証番号を入力しSUBMIT PAYMENTボタンを押せばブロックチェーンドメインの購入が完了します。
ブロックチェーンドメインを売る方法
Unstoppable Domainsで購入したブロックチェーンドメインは、NFTマーケットプレイスの「OpenSea」等で販売することが可能です。
手順としては、下記の通りです。
- Unstoppable Domainsにメタマスクを接続
- 購入したドメインをメタマスクウォレットに送る
- OpenSeaで売値を設定して販売
※仮想通貨ウォレットのメタマスクの利用が前提となりますので、もしまだメタマスクをつかった事が無い人は「メタマスク 設定」等でググってください。
Unstoppable Domainsにメタマスクを接続
まずはドメインを購入したサイトUnstoppable Domainsと自分の仮想通貨ウォレットメタマスク(ETH)を接続します。
Unstoppable Domainsのサイト左側のメニューバーからGuest Manageを選択します。
すると、下記のようなメタマスクの画像が現れるのでこちらをクリック。するとメタマスクが起動するのでSign(署名)を実行すれば接続完了です。
購入したドメインをメタマスクウォレットに送る
次に購入したドメインを、先程接続したメタマスクウォレットに送信します。
再び左のメニューバーからMy Domainsをクリックして購入したドメインを表示します。
すると、購入したドメイン一覧が表示されるので右側のCLAIM.CRYPTOボタンをクリックします。
※画像はすでにCLAIMしてしまったのでマネージになっています。
すると、確認コードの送信ボタンが出てくるので、SEND CODE BY EMAILを押して確認コードをメールで送信します。
メールに飛んできた確認コードを入力して完了です。
ここで注意が必要なのは、このあとイーサリアムのガス代が必要となります。事前にメタマスクウォレットに1万円分程度はETHを入れておく事をおすすめします。
これで、メタマスクウォレットにドメインが格納されました。このドメインはNFT等と同等の扱いとなります。
OpenSeaで売値を設定して販売
ウォレットに格納したドメインを売るためには、OpenSeaというNFTマーケットプレイスを利用します。
OpenSeaといえば、世界No1のNFTマーケットプレイスですが、ドメインもNFTとしてたくさん販売されています。
参考までに、OpenSeaの検索フィルターのカテゴリで「Domein Names」を選択すると、たくさんのブロックチェーンドメインが販売されている事が確認できます。
販売価格はETHで表示されており、直近売れているドメインをみても10ETH以上で売れているドメインも多数存在します。
ちなみに、1ETH30万円だとしたら300万円以上の値がついている事となりますので、4440円が300万円に化ける夢のあるビジネスです。
それでは早速OpenSeaにアクセスして、右上のプロフィールアイコンをクリックします。
すると、こちらでもメタマスクの設定画面画立ち上がりますので、メタマスクを接続してください。
このとき、まだOpenSeaのアカウントを作成していなければ同時にアカウントも作成しましょう
メタマスクの接続が完了したら、プロフィールをクリックすると、既にウォレットに送っておいたブロックチェーンドメインが表示されます。
下記サンプルとして、私の出品しているドメインが2つ、NFTが2つありますが同じ画面に表示されます。
続けて、売りたいドメインをクリックすると右上に「売る」というボタンが出現します。
すると、下記のような販売詳細ページに遷移します。Select your sell methodが販売方法ですが下記3通りの売り方があります。
- Set Price:価格を自分で設定
- Highest Bid:オークション形式で販売
- Bundle:まとめ売り
今回は一番簡単なSet Priceで値付けをしていきます。下記枠で囲ったETHマーク横のAmountの部分に売値にしたいETHの数量を記載します。
最後に画面右側「Post your Listing」をクリックすると、ブロックチェーンドメインの出品が完了します。
これで晴れて出品が完了したので、OpenSeaで世界中の人がドメインを購入できる状態になりました。
追記:Polygonで利用可能に
2021年12月からUnstoppable DomainsのブロックチェーンをPolygonで利用できるようになりました。
それにより、ユーザーのガス代が0円になりました。もともとEthereumネットワークで稼働していた事もあり、ドメインのmintだけでも数千円のガス代がかかっていた事を考えるとかなり大きなアップデートです。
Polygon でドメインをMintする
続いてMintのウィザードが立ち上がるので3つの作業を進めます。まずは1つ目2要素認証です。登録したメールアドレス宛に届いたコードを入力しましょう。
次にPolygon に対応したウォレットの接続です。Ethereumと同様にメタマスクにPolygon を設定しておくと便利です。
最後に確認画面が表示されるので、ConfirmでMit完了です。my Domeinsのページに戻るとManegeのボタンに変わっているはずです。
狙い目のドメイン名は?
ブロックチェーンドメインの購入方法と、販売方法を紹介しましたが、ここからはどんなドメインが高値になりうるのかの予想を記載したいと思います。
ターゲットは?
どんなターゲットがブロックチェーンドメインに興味があるかから考えると
- 仮想通貨関取引所
- ブロックチェーン関連企業
- トークン発行者
- DAO
- インフルエンサー
- 大手IT企業
- NFTアーティスト
まずはこのような、ブロックチェーンと既に関わりがある、もしくは新たな事業領域として模索している企業や団体がターゲットになりうるでしょう。
彼らはブロックチェーンをビジネスにしているだけに、自分や展開するブランドに関連する.cryptoドメインは必ず抑えておきたいはずです。
ドメイン名は?
次にどのようなドメイン名が人気なのかを見極める必要がありますが、現時点で予測できるのは下記です。
- 通常ドメインでも人気のドメイン名
- サービス名、企業名
- Coin、Bit、Meta等の関連ワード
通常の.comドメインで人気のワードは引き続き.cryptoでも人気になることが予想されます。実際マリファナ関連やカジノ関連のドメインが高値で売買された実績もあります。
加えて企業名やサービス名も高値になり得るドメインですが多くは保護されていたり、既に購入されています。
新興のDEX名等は以外とまだ買われていない事もあるので、将来性を見込んで先に購入するのもありです。
最後に、Coin〇〇やBit〇〇等のサービス名はブロックチェーン業界では、かなり頻繁にサービス名として使われるジャンルです。
これらのワードを先回りしていくつか抑えておくのも有効でしょう。
これからアツいメタバース関連
私も投資していますが、その中でもメタバース(metaverse)関連が今後盛り上がりを見せると考えております。
仮想空間等を指す言葉ですが、ブロックチェーンやNFTとの相性は抜群で、これから多数のメタバースプロジェクトが立ち上がると予想されます。
それらを見越して「Meta〇〇」系のキーワードを買い込むのも良いでしょう。
NFTと比較したブロックチェーンドメインの投資難易度
OpenSeaで販売できる点で、アート系のNFTに投資するのとどちらが簡単なのかを考えた場合、ブロックチェーンドメインの方が初心者に優しいと言えます。
アート系は、そのNFTに価値が生まれるかの目利きが必要で、目利きができない人でもわかりやすいCryptoPunks(クリプトパンク)等は既に数千万円の値がついており初心者には手が出しにくい品となっています。
その点、ブロックチェーンドメインは$40程度から投資ができるため、多数のドメインを確保しておきどれか当たればOKという側面があります。
また、ドメインはアートとは違い、購入する目的が明確なので前述のように将来を見越して話題になりそうなドメインを予測することができます。
ブロックチェーンドメインに投資しよう
投資なのであくまで自己責任となりますが、まだ参入者が少なくチャンスの多いジャンルだと言えます。
どんなドメインが買えるかだけでも、今のうちに探索しておく事をおすすめします。
ドメインの購入はUnstoppable Domainsから
宣伝枠:推しコインください!
もしこの記事が参考になったら、下記のウォレットアドレスにご自身の「推しコイン」を送ってください。種類と数量は問いません!
※トークンの送信先として下記のアドレスを貼り付けてください。※詐欺コインの送り付けは極力ご勘弁を
(Ethereum・BSC・Avalanche・Polygon共通 ※EVM)0xecECb8E77B1ec22708D48e81C5664D6ECba33998