RFM分析ツール

RFM分析で顧客を分類する無料ツール。購入データを貼り付けると25マスの分布と顧客層ごとの次の行動を表示。架空300人の例・CSV保存に対応。

  • 登録・ログイン不要
  • 無料
  • 入力値をサーバーに送信しません
購入傾向と顧客一覧
購入の新しさ × 購入回数

上の例を選ぶか、顧客データを貼り付けて分類してください。

顧客データを貼って分類
例で試す
1集計期間
2顧客別データを貼り付け

タブ区切り・CSV/日付はYYYY-MM-DD/最大10,000人。

データの準備方法

購入明細をそのまま貼ると同じ顧客が重複します。まず表計算や顧客管理システムで、指定期間の購入を顧客IDごとに集計してください。

  • 最終購入日:期間内で最も新しい購入日。
  • 購入回数:期間内の注文数。同じ注文が複数の商品行に分かれている場合は、注文IDの重複を数えません。
  • 購入金額:期間内の購入額の合計。税込・税抜は全顧客で統一します。
  • 期間内の購入がない顧客は対象外です。返品やキャンセルを含めるかは事前に統一し、合計が負になる顧客は本ツールでは扱いません。

このツールは事前集計した値を分類します。日付を変えても、貼り付けた購入回数や金額を再集計することはできません。

分類基準を調整(初期値は仮の基準)

下の数値は操作を試すための仮の開始値です。業界平均や推奨値ではありません。自社の購入周期・単価・集計期間に合わせて変更してください。

入力内容はこのブラウザ内で処理し、自動保存します。外部への送信やURLへの入力値の追加は行いません。共有端末では使い終わったら「クリア」を押してください。無料・登録不要です。

USE CASESこんな場面で使える

  • 継続購入の支援最近繰り返し購入している顧客の利用状況を確認する
  • 再購入の案内購入から時間がたった顧客を購入回数・金額別に確認する
  • 顧客への接点整理6つの層の購入状況を踏まえて次の働きかけを考える

FORMULA計算式・仕組みと根拠

  • R(日) = 基準日 − 最終購入日。F(回) = 集計期間内の購入回数。M(円) = 同期間の購入額の合計
  • Rの初期境界は30・90・180・365日以内で5〜2、365日超で1。Fは20・10・5・2回以上で5〜2、2回未満で1
  • Mは100,000円以上で3、30,000円以上で2、それ未満で1。基準はすべて仮の開始値で変更可能。総合点は作らない
  • 6領域は本ツールの整理方法。R4〜5/F4〜5は継続購入層、R4〜5/F2〜3は継続育成層、R4〜5/F1は少回数購入層、R2〜3/F3〜5は再購入を促したい層、R2〜3/F1〜2は関係を育てたい層、R1は長期未購入層
  • 根拠: Salesforce「RFM分析」、Shopify Help Center「Customers reports」、Adobe Commerce「RFM Analysis」。初期境界と6領域は本ツールの仮例・独自の整理であり業界標準ではない

EXAMPLE入力例と結果の読み方

最終購入から30日、期間内10回購入、100,000円なら初期基準でR5・F4・M3、継続購入層と読みます。架空300人の継続購入が多い例では198人(66%)がこの層に入り、利用状況の確認や関連商品の案内を検討する対象になります。

PITFALLSよくある間違い

  • 期間内1回の購入を新規顧客と断定しない。集計期間より前にも購入した可能性がある
  • 購入明細の行数を購入回数にしない。1注文が複数商品に分かれる場合は注文IDで集計する
  • 仮の境界・6つの層を業界標準や離反の確定判定として扱わない

NOTES境界条件・注意点

  • 初期期間は過去約2年。元データを同じ期間で集計し、期間を変えたら購入回数・金額も集計し直す
  • 対象期間内に1回以上購入した顧客、購入額0円以上に対応。最大10,000人。入力はブラウザ内処理・保存しURLに載せない
  • 旧3段階版の保存データは顧客と期間だけ復元し、新しい仮の基準を確認して再分類する

RFM分析とは?3つの指標で購入傾向を整理する方法

RFM分析は、最後に購入した時期・購入回数・購入金額を使って顧客を分け、誰にどんな案内をするか考える方法です。

RはRecency(購入の新しさ)、FはFrequency(購入頻度)、MはMonetary(購入金額)を表します。同じ10万円を購入した顧客でも、先週まで何度も買っていた人と、1年前に一度買った人では、確認したいことが違います。このツールはRとFをそれぞれ5段階に分け、25マスの地図として表示します。Mは独立した3段階で残し、金額で対象を絞れます。

RFM分析の計算式と集計期間

Rは基準日から最終購入日までの日数、Fは集計期間の購入回数、Mは同じ期間の購入額の合計です。

RFMの計算式と準備するデータ
指標計算・集計方法値の読み方
R基準日 − 最終購入日日数が小さいほど最近の購入
F集計期間内の注文数回数が多いほど繰り返し購入
M集計期間内の購入額の合計大きいほど購入額が多い

期間の長さは商品の購入周期を踏まえて決め、すべての顧客で統一します。日用品と数年ごとに買い替える商品では、同じ「半年間の購入なし」でも意味が違います。本ツールは初期期間を過去約2年にしていますが、推奨期間ではありません。対象期間に1回以上購入した顧客が対象で、期間中に購入のない顧客や購入前の見込み客は含みません。

RとFの5段階はどう分ける?

Rは購入からの日数が短い順、Fは購入回数が多い順に5〜1へ分けます。境目は自社で変更できます。

R・Fの5段階の初期設定(操作を試すための仮例)
区分R:最終購入からの日数F:期間内の購入回数
530日以内20回以上
430日超〜90日以内10回以上20回未満
390日超〜180日以内5回以上10回未満
2180日超〜365日以内2回以上5回未満
1365日超2回未満(期間内1回)

たとえば最終購入から30日、購入回数10回ならR5・F4で、地図の左上側に入ります。31日ならR4へ変わります。同じ値の顧客は同じ区分に入れ、人数を5等分するために同点を分割することはありません。各区分の数字を足して総合点を出すこともありません。

顧客層の意味と、次にすること

25マスを6つの顧客層にまとめると、購入状況と働きかけの候補を一緒に確認できます。名称と区切りは本ツールの整理方法です。

本ツールの6つの顧客層と施策の考え方
顧客層・対象購入状況次にすること
継続購入層
R4〜5 × F4〜5
最近も、期間内に多くの回数購入しているお客様。利用状況を確認し、継続利用の支援や関連商品の案内を検討します。
継続育成層
R4〜5 × F2〜3
最近購入しており、購入回数は中程度のお客様。購入品に合う使い方の案内などで、次の購入につながる接点を作ります。
少回数購入層
R4〜5 × F1(初期基準では期間内1回)
最近購入しましたが、期間内の購入回数は少ないお客様。初回購入かを過去の履歴で確認し、購入後の困りごとや使い方を案内します。
再購入を促したい層
R2〜3 × F3〜5
購入回数は中程度以上ですが、最終購入から時間がたっています。通常の購入周期を過ぎているか確かめ、状況確認や再購入の案内を検討します。
関係を育てたい層
R2〜3 × F1〜2
購入回数が少なめで、最近の購入からも間が空いています。購入品や接点の履歴から関心を確認し、必要な情報を届ける対象を検討します。
長期未購入層
R1 × F1〜5
設定した期間より長く、購入が確認できていないお客様。買い替え周期や契約状況を確認して、再接点を持つかを判断します。離反確定ではありません。

地図は上ほど最近、左ほど回数が多い配置です。マスを押すとその区分の顧客を、顧客層のボタンを押すと複数マスをまとめて一覧にできます。表の右端と下端は合計人数です。Mで絞ったときは合計も対象顧客だけになり、全顧客数とは分けて確認できます。

「優良顧客」「新規顧客」「離反顧客」との違い

RとFだけでは利益の大きさ、初回購入、離反の確定までは分かりません。本ツールでは購入状況を表す呼び名を使います。

「継続購入層」は最近何度も購入している層で、利益が大きいとは限りません。「少回数購入層」は初期基準では期間内1回の購入ですが、期間より前に購入していた可能性があります。「長期未購入層」も通常の買い替え周期が長ければ、離反していない場合があります。顧客の価値や状態を確定する際は、粗利・契約状況・初回購入日などの別情報を確認してください。

M(購入金額)は何に使う?

Mは同じ購入傾向の中から、購入額の大きい顧客などを絞る指標です。RやFとは独立して確認します。

初期値はM3が100,000円以上、M2が30,000円以上100,000円未満、M1が30,000円未満です。たとえば再購入を促したい層のM3に絞り、過去の購入品や商談履歴を確認する使い方ができます。ただしMは売上額であり利益ではありません。値引きや提供コストが大きい顧客の収益性は、粗利などを別に確認します。

自社に合う分類基準の決め方

購入周期・単価・集計期間をもとに境目を設定し、実際の顧客がどう分かれるかを見ながら調整します。

まず通常の購入間隔と、よく購入する顧客の回数・金額を確認します。特定のマスにほぼ全員が集まったら、基準が実態とかけ離れていないかを点検してください。一方、分布を均等にすること自体が目的ではありません。「フォロー対象を決める」などの目的に照らして、担当者が行動に移せる分け方を選びます。前月と比較するときは同じ集計の長さ・定義・基準を保ち、変更した場合は記録を残します。

Excelから貼り付けるための準備

顧客ごとに1行へ集計した4列を、見出しごと貼り付けます。購入明細の行をそのまま使わないことがポイントです。

  1. 対象期間の購入明細を取り出し、キャンセルや返品を含めるかを統一します。
  2. 顧客IDごとに最終購入日・注文数・購入額合計を集計します。1注文が複数商品に分かれる場合は注文IDの重複を数えません。
  3. 見出しを「顧客ID・最終購入日・購入回数・購入金額」の順にそろえます。日付はYYYY-MM-DD、金額は円で統一します。
  4. 本ツールの期間を元データに合わせて分類し、対象顧客のCSVまたは全件コピーで結果を保存します。

本ツールの日付欄を変えただけでは、貼り付け済みの回数・金額は再集計されません。元データも同じ期間で作り直してください。重複ID・実在しない日付・不正な数値がある場合は行番号を表示し、直すまでは結果を出しません。CSVには期間、分類基準、顧客層の説明、次の行動も残します。

RFM分析の限界と確認したいこと

RFMが示すのは過去の購入実績です。今後の購入確率や、案内による売上増加を保証するものではありません。

満足度・閲覧行動・競合への切り替え理由は分かりません。購入頻度の低い商材や契約更新型のサービスでは、契約期間や利用状況も合わせて見ます。層ごとの施策を行った後は、同条件で反応や購入実績を確認し、分類が次の判断に役立ったかを振り返ってください。

RFM分析用のExcel入力テンプレート

4列の入力欄と3件の架空の記入例が入った、登録不要のExcelテンプレートです。自社の集計済みデータに書き換え、見出しとデータを上のツールへ貼り付けて分析してください。Excelファイル自体には分類の計算機能はありません。

登録・メールアドレスは不要です。ファイル内の(例: )を自分の内容に書き換えて使ってください(社内利用・改変は自由です)。

出典・参考資料

FAQよくある質問

RFM分析とは何ですか?

最終購入の時期(R)・購入回数(F)・購入金額(M)で顧客を分ける方法です。本ツールはRとFを各5段階の25マスにし、6つの顧客層ごとに購入状況と次の行動を示します。

RFM分析の5段階の基準はどう決めますか?

購入周期・単価・集計期間に合わせて自社で境目を決めます。初期値はRが30・90・180・365日、Fが20・10・5・2回ですが、操作を試す仮例で業界標準ではありません。

RFM分析のマスはどう読みますか?

上ほど最近の購入、左ほど購入回数が多い配置です。マスを押すと対象顧客の購入状況と次の行動が表示され、顧客層のボタンでは複数マスをまとめて確認できます。

RFM分析には何年分のデータが必要ですか?

一律に決まった年数はなく、商品の購入周期を踏まえて期間を選びます。本ツールは初期期間を過去約2年にしていますが推奨値ではありません。全顧客で期間をそろえて集計してください。

購入回数1回なら新規顧客ですか?

期間内1回というだけでは新規顧客と判断できません。集計期間より前に購入した可能性があるため、初回購入日を別の履歴で確認します。

RFM分析のMは何に使いますか?

同じ購入傾向の中で、購入額が多い顧客などを絞り込むために使います。Mは期間内の購入額であり利益ではありません。RやFと足し合わせず独立して確認します。

ExcelでRFM分析するにはどう準備しますか?

顧客IDごとに最終購入日・購入回数・購入金額を集計し、見出し付きの4列を貼り付けます。CSV保存には集計期間・分類基準・顧客層の意味・次の行動も含まれます。

顧客データは外部に送信されますか?

入力はブラウザ内で処理し、外部送信やURLへの掲載は行いません。このブラウザへ自動保存するため、共有端末では使い終わったらクリアしてください。