IT営業の「やりがい」とは?
増え続けるITやデジタルの需要に対して、ITビジネスに関わる営業職の求人も増え続けています。
そんな、IT企業の営業職のやりがいは大きく4つに分類できるでしょう。
- 報酬面
- 仕事面
- 人脈面
- スキル面
報酬面
IT業界は成長業界
営業職ならば、報酬にやりがいを感じる人も多いでしょう。
まずIT業界自体が、非常に伸びている業界という事もあり平均年収より報酬が高い業界に位置しています。
サラリーマンで、年収1,000万円プレイヤーも多数存在します。
インセンティブを取り入れる企業も
さらにIT営業職が販売する製品やサービスは、企業向けかつ高額商品です。
よって、販売難易度は高いですが営業成績に応じてインセンティブによる報酬支払い制度を取り入れている企業も少なくありません。
外資系IT企業は特にこの傾向が強い為、詳しくは下記にまとめています
外資系IT企業の営業とはどんな仕事なのか、実例をもとにご紹介。高収入、インセンティブ、成果主義など外資系IT営業のリアル…
転職が活発
IT営業は、IT業界内での転職が盛んであり、転職を繰り返して年収をアップさせる事が可能です。
つまり、転職を前提にキャリアプランを設計すれば、報酬アップは狙いやすいと言えます。
IT営業の転職方法に関しては詳しく下記にまとめています
IT業界の営業が転職する時のおすすめ転職方法をご紹介。ヘッドハンティング、リファラル採用、エージェント経由等様々な手法か…
仕事面
IT営業の仕事面でのやりがいは、やはり大きなプロジェクトの進行と、顧客と共に成長出来る事でしょう。
大きなプロジェクト
前述のように、ITビジネスにおける商材の多くは、企業向けかつ高額です。
よって、関わる人の数や、期間も含めて大きなプロジェクトになる事が殆どです。
それらのプロジェクトを、顧客との対面になり進行する営業は、言わば指揮者のような役割であり、非常にやりがいのあるポジションです。
顧客と共に成長
ITビジネスは、顧客の要望に合わせてカスタマイズした商品やサービスを販売することが殆どです。
また、ITを使って顧客のビジネスをどう変えていくのか販売前〜販売後まで長く議論する必要があります。
よって、顧客と共に成長し、成功した時には手を取り合って喜ぶような関係性を築けます。
まさに顧客のビジネスを変える可能性を持っているだけに、やりがいのある仕事でしょう。
人脈面
IT営業のやりがいの一つとして、長く使える人脈が形成できるという点があります。
IT業界内での転職
前述の通り、IT業界は転職が盛んな業界です。
同僚や顧客、ベンダーなどIT業界で関わった人達は、業界内で知らずのうちに転職してることがよくあります。
人脈を広げれば広げるほど、IT業界内での知り合いが各社にいる状態を作れるのです。
リファラル採用も
人脈があれば、仕事の助けになるだけでなく、自分が転職しようと考えたときにリファラル採用(社員紹介)を利用する事が可能です。
このように、人脈のリサイクルがやりやすいのが、外とつながる営業の強みとも言えます。
営業先
IT営業の営業先については、下記の記事に詳しくまとめています。
IT企業の営業は、誰に営業をかけるのか、システム部?総務部?企画部などの疑問を解消。大企業、中小企業の企業別アプローチの…
スキル面
IT営業を通して身につくスキルは、個人に紐づく能力である事が殆どです。
つまり、たとえ会社が変わってもゼロリセットされるスキルではなく、あなた個人の地力として残り続けます。
副業も可能
ITビジネスを知っている営業は、副業で第2の収入源を作ることも可能です。
現在副業関連の多くはITをビジネスであり、ITの基礎とニーズの所在地を知っているIT営業であれば、本業との相乗効果を産みやすいでしょう。
IT営業の副業については、下記にまとめています。
「転職」と「副業」を活用して、年収アップする方法。文系職(営業・マーケティング等)を軸にITを業界を本業にし、「本業でI…
IT営業への転職方法は?
このように、IT営業は非常に魅力的な仕事ですが、求人は比較的多い職種です。
理由としては、IT需要が拡大しているのに対し、供給が追いつかず慢性的な人手不足である点があげられます。
0円で転職を成功させる近道
求人の多い売り手市場だからこそ、転職は交渉次第で有利な条件を引き出せます。
営業として転職するなら、転職エージェントから最新情報を引き出せるだけ引き出した方がお得です。
転職エージェントは、企業からお金をとるビジネスモデルなので、転職希望者は完全無料でサービスを受けられます。これを使い倒さない手はありません。
まとめ
無形商材であるITビジネスは、営業の魅力が商品の魅力に直結します。
営業力とITスキルを同時に鍛えることが出来るIT営業へのチャレンジは、求人が多い時に進める事をおすすめします。